1995年に完成した臨床講義棟は、医学院と北海道大学病院の建物に囲まれた位置にあり、両側から行き来できる通路があります。これは、学生の皆さんの臨床教育研修の場となるように設計されました。
建物は2階建で、1階に2つの中講堂、2階には大講堂があり、大学院の必修講義は主に大講堂で行われています。授業のほか、学術講演会や各種式典などにも利用されます。
定員222席の階段教室。椅子は座り心地を重視し、引出し式のメモ台もあります。3月に行われる修士学位記と博士学位記の授与式はここが会場となります。
南に面した弧を描く大きな窓は、リフレッシュのシンボルです。講義の知的効率をあげる気分転換の空間になっています。
各講堂に設置されている視聴覚設備は、医学部同窓会から寄贈されたものです。