修士課程の3コースを紹介します
医科学専攻修士課程は、医学院の「教育目標」に基づき、
として、それぞれの領域において活躍できる基礎的知識と基礎的技能を有した人材を育成します。 そのため、これまでの学問領域の枠を越え、互いに関連する分野の基礎的知識・技術の修得をはかる融合教育を展開します。また、多様化した社会のニーズに対応できる人材を育成するために、学修課題を複数の科目を通して体系的に履修する3つのコースワークを導入し、目的に応じた最善のコースの選択履修を可能にします。
医科学コース | 公衆衛生学コース | |
---|---|---|
2年コース | 1年コース | |
医学・生命科学領域の幅広い知識を持って活躍できる高度専門職業人の育成を目的とするコース | 社会全体ならびに人々の健康と生活、安全の維持・向上のために、公衆衛生上の諸課題に対し、幅広い知識と高い技能をもって活躍する人材の育成を目的とするコース | 一定の実務経験を有する医師・歯科医師・薬剤師などを対象として、医療・公衆衛生領域で活躍できる高度専門職業人を1年で育成することを目的とするコース |
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※平成28年度以前入学者の在籍できるコースは、医学専門コース、医科学コース又は社会医学コースのいずれかです。公衆衛生学コース(2年コース・1年コース)へは、在籍できませんの注意願います
※平成28年度以前入学者の取得可能な学位は、修士(医科学)のみ
医科学コース及び公衆衛生学コース(2年コース)については、大学院に2年(優れた業績を上げた 者は1年)以上、公衆衛生学コース(1年コース)については、大学院に1年以上在学し、30 単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ修士論文又は特定の課題についての研究の成果に関する審査及び試験に合格すること。(平成28年度以前入学者(医科学コース又は社会医学コース在籍者)は、40単位以上修得)
※平成29年度入学者向けの内容です
学生が職業を有している等の事情により、標準修業年限(2年)を超える期間にわたり計画的に教育課程を履修したい旨を入学前に申請し許可された場合、約2年間の授業料で最大4年間まで在学できる制度を設けています。
詳細へ※公衆衛生学コース(1年コース)へ入学した方は、長期履修制度に申請できません
医科学専攻修士課程では、「共通コア科目」、「必修科目Ⅰ」、「必修科目Ⅱ」、「選択科目」の4つの区分で授業科目を開講します。
なお、「公衆衛生学コース」では、米国公衆衛生大学院協会の定める認定基準で必須とされる5領域(疫学、生物統計学、社会行動科学、保健医療管理学、環境保健学)の教育を行います。医学・理工学・人文社会科学を専門分野とする教員による学際的な教育体制により、公衆衛生学の専門家として求められる最低限の知識・能力の修得を目的とした基礎科目を必修科目Ⅰで開講するとともに、多様かつ広範な公衆衛生学上の諸課題に関する専門的知識、情報収集能力、適格な判断力の養成を目的とした応用科目を選択科目で開講します。
コース | 授業科目名 | 単位数 |
---|---|---|
医科学コース 公衆衛生学コース(2年コース) 公衆衛生学コース(1年コース) |
基本医学研究概論 | 1 |
基本実験・研究計画法 | 1 | |
医倫理学序論 | 1 | |
トランスレーショナルリサーチ概論 | 1 |
コース | 授業科目名 | 単位数 |
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医科学コース | 基本医学研究法Ⅰ | 1 |
基本医学研究法Ⅱ | 1 | |
公衆衛生学コース(2年コース) | 基礎疫学 | 1 |
基礎生物統計学 | 1 | |
基礎社会行動科学 | 1 | |
基礎保健医療管理学 | 1 | |
基礎環境保健学 | 1 | |
基礎医学概論 | 1 | |
臨床医学概論 | 1 | |
公衆衛生学コース(1年コース) | 基礎疫学 | 1 |
基礎生物統計学 | 1 | |
基礎社会行動科学 | 1 | |
基礎保健医療管理学 | 1 | |
基礎環境保健学 | 1 |
コース | 授業科目名 | 単位数 |
---|---|---|
医科学コース | 公開発表演習 | 1 |
研究発表技法Ⅰ | 1 | |
研究発表技法Ⅱ | 2 | |
基本医学研究 | 10 | |
公衆衛生学コース(2年コース) | 公開発表演習 | 1 |
研究発表技法Ⅰ | 1 | |
研究発表技法Ⅱ | 2 | |
基本公衆衛生学研究 | 10 | |
公衆衛生学コース(1年コース) | 研究発表技法Ⅰ | 1 |
研究発表技法Ⅱ | 2 | |
基本公衆衛生学研究 | 10 |
コース | 授業科目名 | 単位数 |
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医科学コース | ※基本医学総論 | [2] |
臨床ゲノミクス概論 | 2 | |
臨床情報工学 | 1 | |
臨床疫学 | 2 | |
臨床シークエンス技法 | 2 | |
臨床病理・検査医学 | 1 | |
基礎医学概論 | 1 | |
臨床医学概論 | 1 | |
公衆衛生学コースの必修科目Ⅰ | ||
公衆衛生学コース(2年コース) 公衆衛生学コース(1年コース) |
※応用疫学 | [1] |
※応用生物統計学 | [1] | |
※応用社会行動科学 | [1] | |
※応用保健医療管理学 | [1] | |
※応用環境保健学 | [1] |
※単位欄の数字に[ ]のついている授業科目は、講義題目が異なるものであれば複数個の履修が可能です
※平成28年度以前の入学者は、授業科目区分、履修できる授業科目が一部異なっているので、注意願います。詳細は、入学時に受け取ったシラバス等を確認願います