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在学生・修了生インタビュー

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在学生

分子医理工学コース/生物指標画像科学分野
修士課程:2024年10月入学

チョウイカ

「少年よ、大志を抱け」— あなたの可能性を広げる舞台

 私は、北海道大学大学院医理工学院修士課程に在籍する留学生です。中国において臨床医学を学び、神経内科医として勤務した後、本学院に進学しました。現在は生物指標画像科学分野に所属し、神経画像学に関する研究を行っています。北海道大学は創基以来150年の歴史を有し、広大で美しいキャンパスを持つ大学として知られています。進学のきっかけの一つとなったのが、札幌農学校の初代教頭であるW.S.Clark博士の「少年よ、大志を抱け」という言葉です。

 医学の発展に伴い、脳・神経疾患の理解をより深めることの重要性は一層高まっています。現在は、画像バイオマーカーを用いた脳疾患の診断および病態理解に関する研究に取り組んでおり、臨床では得難い先端的な画像技術に触れることができています。

 また、本学院では、学会発表や国際的な研究交流の機会が豊富に用意されており、著名な研究者による講義も定期的に実施されています。さらに、脳科学専攻などの副専攻的な教育プログラムを通じて、自身の関心に応じた幅広い学びが可能な環境が整っています。

 本学院には、各自の志をもとに主体的に研究へ取り組むための環境と機会が整備されています。関心をお持ちの方は、ぜひ一度その環境に触れていただければと思います。

量子医理工学コース/放射線医学物理学分野
博士後期課程:2026年4月入学

酒井稜弥

融合分野に魅力を感じて

 私は学部生の頃(理工学部在籍時)、「医療はCT撮影をはじめとする科学技術によって大きく進歩した」ということを知り、感銘を受けました。これをきっかけに、私は科学技術の医療応用について学修や研究がしたいと思い、医理工学院への進学を決めました。実際に修士課程の講義では、医療機器や放射線治療、核医学など、当該分野の医療について幅広く学ぶことができました。研究室では、「陽子線治療で難治性のがんが治せるようになること」を目指して、陽子線イメージングに関する研究に取り組んでいます。

 医学物理士プログラムが開講されていることも、進学のきっかけです。医学物理士は、臨床や医学物理分野の研究・教育など、多方面で医療に貢献することができるため、魅力的な職種だと感じました。本プログラムには医学物理士認定試験に役立つ講義や、博士課程での臨床実習などが用意されており、医学物理士の認定が目指せる環境が整っていると思います。さらに、先生や職員の皆様方もとても優しく、私たち学生のことを真剣に考えてくださるので、進学して良かったと感じています。

 今後は引き続き研究活動と臨床実習を通じて医学物理士になるための素養を磨き、将来は多方面で医療に貢献したいと考えています。

修了生

博士課程臨床医学コース/医学物理工学分野(旧課程)
平成28年度修了

右近直之

右近直之

 北海道大学医学部保健学科で診療放射線技師になるために勉強をする中で、放射線治療という分野に興味を持ちました。そのことがきっかけとなり放射線治療において重要な役割を持つ医学物理工学を学ぶために医学研究科へ進学し、医学物理士認定機構認定教育コースである先端医学物理コースを受講しました。 医学物理工学分野の在籍中は、数ミリ単位のがんを検出することで腫瘍に対して正確な線量を投与するための高精度放射線治療装置の研究開発を行っていました。
 本学では多くの医学物理士達が、 理工学的な立場からがんのみに放射線を集中させ周囲の正常組織への影響を最小限に抑えるための研究を幅広いテーマで行っているため、様々な視点からアドバイスを頂ける環境であり研究を行う上で大変心強いです。現在活躍されている先輩方同様医学物理士となるため、数多くの最先端研究機器を駆使し個性豊かなすばらしいスタッフ達の指導のもと研究を行うことができました。医学物理士として臨床の現場を経験するだけでなく、最先端の研究技術を学ぶ上でも最適な環境であると思います。
 本学では、医師だけでなくコメディカル、理工学、社会学などの様々な分野の専門家が集結し研究を行っています。また、分野や講座によらず研究会議などの情報交換の場が展開されており、これまで医学に携わってこなかった方々にも大学院の門戸は広く開かれていると思います。これから、修士、博士課程に進学される皆様を心待ちにしております。

博士課程臨床医学コース/放射線医学分野(旧課程)
平成28年度修了

前田憲一郎

前田憲一郎

 博士研究題目として「スポットスキャニング照射における陽子線生物学的 効果(REB)の評価とエチニルシチジンによる陽子線増感効果に関する研究」に取り組みました。学部生時代に放射線・放射線治療について学んだ際に、放射線によるDNA損傷といった生物効果や放射線治療に必要不可欠な医学物理学に興味を持ち進学しました。研究だけではなく実際の臨床に関わる経験も数多くさせて頂き、非常に貴重な時間となりました。学生時代は医学物理に関する 基礎研究だけではなく、生物実験、放射線治療計画等の臨床業務を経験させて 頂きましたので、幅広い視野・知識を得ることができました。
 現在では、様々な視点から臨床研究における課題に対してアプローチすることができています。最先端の放射線治療について学ぶことができ、将来、研究者を目指すにはこの上ない環境だと思います。