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医学研究院長 挨拶

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畠山鎮次 北海道大学医学部は、1919年に北海道帝国大学医学部として設置されました。2019年(令和元年)に創立百周年を迎えた我が国屈指の歴史と伝統を誇る医学部であります。これまで約1万名の卒業生を輩出し、約6,500名の同窓生が、日本全国そして世界各地で医師・医学研究者等として、活躍しております。

 医学部医学科における教育では、5,6年次における臨床実習の充実化を図るため、平成29年度(2017年)から全道の約50病院の協力を得て、診療参加型臨床実習をスタートさせました。また、医学教育改革を推進するため、学生も参画する「カリキュラム委員会」を創設し、学生と教員が一体となった双方向の教育システム改革を進めております。これらの事項は、令和3年度(2021年)に受審予定となっている日本医学教育評価機構の国際認証基準に準拠したものであり、国際的見地から本学医学部医学科の教育の質を外部機関によって認定されることは、本学学生の海外派遣事業のさらなる推進や卒業後の海外での医療活動の推進のために重要となります。

 昭和30年度(1955年)に設置された北海道大学大学院医学研究科は平成29年度(2017年)に、変化する社会の要請に対応できる医療人材を機動的に輩出するため、教育組織と研究組織が一体化していた「研究科」を、大学院生が所属する「学院」と、教員が所属する「研究院」の2つの組織体にわけることで、社会や学生に対して有機的に対応できるグローバルな大学院教育システムを可能にしました。医学院における大学院教育では、医学研究院や学内の他の研究院所属の教員が一丸となって世界最先端研究を実践することで、そのもとで学ぶ医学院の大学院生に対し良質な教育環境を提供し、「医学院としての大学院生」と「医学研究院としての教員」の双方の発展が期待できます。大学において、医学研究院での最先端研究の遂行は教育の提供に不可欠なものであり、医学院の理念にもある「世界をリードする先進的医学研究を推進し、高い倫理観と豊かな人間性を有する医学研究者・医療人を育てることにより、人類の健康と福祉に貢献する」に資するものであります。最先端の研究を進める医学研究院所属の教員のもとで医学院大学院生が教育を受けることで、医学院の教育目標である「医学・生命科学に関する高度な知識と研究能力を備え、社会の要請に応える高い見識を備えた人材を育成する」ことが期待できます。

 コロナ禍である現在を含め、大学を取り巻く社会環境の激変のなか、教育・研究・診療の将来展望を見据え、医学研究院・医学院のさらなる発展に取り組んでいきたいと考えております。

2021年4月1日

北海道大学大学院医学研究院長
畠山 鎮次