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国際交流

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国際交流協定校

北海道大学大学院医学院は、研究者の交流や共同研究を通じて国際化を図っています。現在、30大学等と国際交流協定を結んでいます(令和6年4月現在)。

国際交流事業の一つとして、国際交流基金を設けて外国人研究者の招へい・受け入れに関わる援助や補助、若手研究者の派遣・育成、留学生の奨学援助・補助を行っています。

国際交流
マヒドーン大学(タイ王国)

マヒドーン大学(タイ王国)

マヒドーン大学(タイ王国)

留学生のサポート

医学教育・国際交流推進センター 国際連携部門

医学院には博士課程と修士課程とを合わせて、10か国69名(令和6年4月現在)の留学生が在籍しています。留学生が安心して学べる環境を整えるために、国際連携部門には常勤スタッフと留学生サポートスタッフがいて、留学生を学術・生活の両面からサポートしています。

国際連携部門

国際連携部門

私たちのミッションのひとつに、大学院医学院の国際的なプレゼンスを高めることがあります。海外の大学および研究機関とのパートナーシップを発展させて、最先端の技術と知識を提供し合い、時代のニーズにあった質の高い教育の提供を目指しています。

国際連携部門2

メルボルン大学(オーストラリア連邦)表敬訪問

優れた人材を育成し世界に向けて輩出するための取り組みにも力を入れています。将来、医療現場や研究で役に立つ実践的な知識、また、国際社会で通用するマナーとコミュニケーション能力を備えた人材育成を目指して、様々なセミナー・イベントを企画しています。

国際連部門3

留学生との交流

国際連携部門だより

留学生との交流を目的としたニュースレター「 国際連携部門だより」を発行しています。
詳細は 国際連携部門のウェブサイト をご覧ください

医学院における外国人留学生数

(令和6年4月1日現在)

国・地域別 地域アジア66人 中南米1人 中東2人 合計69人 外国人学生数(留学以外)3名 所属別 修士課程15人 内女子12人 博士課程54人 内女子26人 経費別 国費留学生4人 内女子2人 私費留学生 64人 内女子36人 外国政府派遣留学生1人 内女子0人 合計69人 内女子38人 外国人学生数(留学以外)3人 留学生及び外国人学生総数72人 内女子38人

修士課程在籍 留学生からのメッセージ

北大での研究生活

医科学専攻修士課程
医科学コース がん制御学教室(令和4年度入学)

[中華人民共和国]

リュウ   佳芸 カゲイ さん

私はがんの研究に強い興味を持ち、がん制御学教室の修士課程に入学しました。現在、肝細胞がんの研究を行っています。肝細胞がんは、成人の原発性肝がんの中で患者数が最も多く、予後が非常に悪いがんです。多くの患者さんがすでにがんが進行した状態で診断され、手術を受けることができないことが大きな問題となっています。残念ながらほとんどの治療薬の効果はいまだ限定的であり、そのため、有効な新薬の開発は肝細胞がんの患者さんにとっては非常に重要と考えられます。
肝細胞がんの治療薬を開発するためには、有用な動物モデルを作出することが重要です。そこで現在私は、肝細胞がんの遺伝子変異を模倣したモデルショウジョウバエの作成に取り組んでいます。ショウジョウバエは迅速・簡便かつ安価など実験動物として優れた特徴を有し、大規模な遺伝子スクリーニングや薬物スクリーニングを行うことが可能です。
これらの研究を通じて、肝細胞がんの発生機序や治療薬候補を同定し、多くの肝細胞がんの患者さんを救いたいと願っています。

(令和5年4月現在)

博士課程在籍 留学生からのメッセージ

統計知識で医学研究の道を切り拓く

医学専攻博士課程
社会医学コース 医学統計学教室(令和2年度入学)

[中華人民共和国]

ヤン   一馳 イチ さん

予防医学専攻出身の私は大学生の頃から医学また公衆衛生領域における統計方法に興味津々です。修士コースで感染症モデリングについて研究した末、方法論の数理統計的背景に益々関心が強まってきました。博士課程に進学する時、医学統計方法論を究める道を選び、医学統計学教室に入学させて頂きました。

横田先生のご指導のもとで、北海道大学病院呼吸器内科の臨床家先生方々が収集された喘息コホート研究データの分析をさせて頂きました。これをきっかけにして、現在の研究テーマ「繰り返しイベントの生存時間解析におけるジョイントモデル」にたどり着きました。巨人の肩の上に立つつもりで、今まで開発改進されたモデルを喘息患者の気道機能データに向けて更に改善し、喘息の予防また喘息増悪の予測方法を提案したいと思います。微力ですが、引き続き統計知識をもって医療データを正確かつ効率的に解釈し、医学研究の道を切り開きたいと存じます。

(令和5年4月現在)