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学会・講演会・セミナー情報

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遺伝子病制御研究所セミナー

2019/10/28

本学遺伝子病制御研究所では以下のとおり「遺伝子病制御研究所セミナー」を開催しますのでお知らせいたします。


主催者からのご案内

このたび、大島 正伸先生(金沢大学教授)に講演をしていただくことになりました。大島先生は、胃がん・大腸がん悪性化進展機構の解明を目的として新規マウスモデルを開発して表現型を解析し、さらに、がん組織から樹立したオルガノイドも使用して多角的な研究を展開されている、がん研究の第一人者です。下記のとおりセミナーを開催いたしますので、是非ご参加いただけますと幸いです。

【日時】:2019年11月5日(火) 16:00~17:00
【場所】:医学部 北棟5Fセミナー室
【所属】:金沢大学 がん進展制御研究所 腫瘍遺伝学研究分野
【演者】:大島 正伸
【演題】:大腸がん発生と悪性化機構のモデル研究
【要旨】:
包括的なゲノム研究により大腸がん発生に関与する遺伝子変異が明らかにされている。一方で、遺伝子変異の組み合わせにより腫瘍細胞がどのような悪性化形質を獲得するのか、未だ明らかにされていない点が多い。私達はマウスモデルやオルガノイド研究から、腸管腫瘍細胞の粘膜下浸潤やEMT、脈管浸潤を誘導する変異の組み合わせを明らかにし、p53のミスセンス変異に加えたLOHがdisseminationした細胞の生存を亢進して転移促進することを明らかにした。セミナーでは、以上のモデル研究から明らかにされた悪性化機構について考察したい。
【後援】:
共同利用・共同研究拠点「細菌やウイルスの持続性感染により発生する感染癌の先端的研究拠点」
【本件担当】:
北海道大学遺伝子病制御研究所 がん制御学分野 教授 園下将大(内線8801)
MAIL:msonoshita@igm.hokudai.ac.jp