国立大学法人北海道大学(本部:札幌市、総長:寳金清博、以下「北海道大学」)と株式会社敷島屋(本社:札幌市中央区、代表取締役:中村達也)は、大学施設のネーミングライツ(施設命名権)取得に関する「国立大学法人北海道大学ネーミングライツに関する契約書」を締結し、北海道大学札幌キャンパスにある医学部第3講堂の愛称が「Shikishima Lecture Room」となりました。
- 1.ネーミングライツ・パートナー
- (1)法人名:株式会社敷島屋
- (2)本社所在地:札幌市中央区北2条西3丁目1番地
- (3)代表者:中村 達也
- 2.対象施設 医学部第3講堂(延べ床面積:139㎡)
- 3.愛称名 Shikishima Lecture Room(シキシマ レクチャー ルーム)
- 4.契約期間 2025年4月1日~2030年3月31日
北海道大学では、地域の活性化・人材定着への寄与や民間企業等との連携機会の創出・拡大、教育研究環境向上のため安定した財政基盤を確立することなどを目的として、2023年1月からネーミングライツ制度を設けており、これまで4つの施設でネーミング・パートナーを募集してきました。
今回、5例目として、札幌キャンパス医学部第3講堂(以下「本施設」)のネーミングライツ・パートナーを募集しました。本施設は、医学部臨床講義棟1階に位置する講堂で、延べ床面積:139㎡、座席数は128席を擁し、学生のための授業のほか学術講演会や各種式典にも使用され、多くの方に親しまれています。
選考の結果、2025年3月18日、本学はネーミングライツ・パートナーとして株式会社敷島屋と契約を締結しました。これにより、2025年4月1日から2030年3月31日まで、本施設の愛称は「Shikishima Lecture Room」(シキシマ レクチャー ルーム)となりました。医学部施設としては初となるネーミングライツ施設です。
株式会社敷島屋は、明治24年 (1891年)に創業され、業歴134年を誇る札幌の老舗企業です。札幌駅前通り沿いに賃貸ビル3棟を運営して札幌市中心部のオフィスインフラを支えており、札幌駅前通りの賑わいづくりに貢献されています。
本学が株式会社敷島屋と契約を締結したのは、同社が長年にわたって地域の活性化に取り組まれてきたこと、「医学の発展が地域社会の発展につながる」との思いで申請されたことによるものです。
今後、本学は「Shikishima Lecture Room」の愛称が多くの学生・教職員に親しまれ定着するよう努めてまいります。


【参考】
本学におけるネーミングライツ事業については、以下webページをご参照ください。
URL:https://www.hokudai.ac.jp/introduction/naming-rights/