北海道大学 医学部医学科|大学院医学院|大学院医理工学院|大学院医学研究院
メニューを開く
閉じる
閉じる
閉じる
閉じる
閉じる
閉じる

お知らせ・ニュース

  1. HOME
  2. お知らせ・ニュース
  3. 北海道大学クラウドファンディングプロジェクト:医学研究分野から、4プロジェクトが挑戦します

北海道大学クラウドファンディングプロジェクト:医学研究分野から、4プロジェクトが挑戦します

2023/03/08

日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社と国立大学法人北海道大学は、2022年11月より業務提携を締結し、クラウドファンディングを活用した教育研究費等の獲得を推進しています。

今回、第2弾として10の研究室等がクラウドファンディングに挑戦しますが、その中から、医学研究分野の4つのプロジェクトをご紹介します。 詳細については各プロジェクトページをご覧ください。 皆様からのあたたかいご支援を、心よりお願い申し上げます。

■医学研究院のプロジェクト

希少がん「乳房外パジェット病」に対する、抗がん剤治験実施にご支援を

ポスター
  • ページURL: https://readyfor.jp/projects/paget2023
  • 目標金額: 1,000万円
  • 実行者: 北海道大学 大学院医学研究院 皮膚科学教室 柳輝希・氏家英之
  • 形式: 寄付金控除型 / All or Nothing形式
  • 公開期間: 2023年3月1日(水)〜2023年4月29日(土)
  • 資金使途: 薬剤購入費用および治験の実施費用
概要

さまざまな種類があるがんの中でも、希少がんは発症数が少なく、治療法が確立されていないなど診療・受療上の課題が他のがんに比べて大きいのが特徴です。我々は、「乳房外パジェット病」という希少がんの治療法を研究しており、2020年には現在利用可能な世界で唯一の動物モデルを作製しました。本モデルに対して、さまざまな抗がん剤を試してみたところ、エリブリンが特に有効であると判明しました。そこで臨床試験を計画し、「進行期乳房外パジェットに対するエリブリン単 剤療法」の治験実施体制を整備しました。しかし、確保していたAMED研究費は整備のためにその大半を使用せざるを得ず、薬剤のための費用に乏しいのが現状です。そこで今回 のクラウドファンディングでは、進行期乳房外パジェット病患者に対する、エリブリン療 法の第二相試験(=主に有効性・安全性を調べる試験)の費用を募ります。

■北海道大学病院のプロジェクト

北海道の地で待望の肺移植、実現へ!北大呼吸器外科の挑戦にご寄附を。

ポスター
  • ページURL: https://readyfor.jp/projects/hokudai-haiisyoku2023
  • 目標金額: 700万円
  • 実行者: 北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉
  • 形式: 寄付金控除型 / All or Nothing形式
  • 公開期間: 公開期間:2023年3月1日(水)〜4月28日(金)
  • 資金使途: 研修費用
概要

北海道大学病院呼吸器外科は北海道の地で肺移植施設を実現するため、700万円を第一目標に 3月1日(水)9時から4月28日(金)23時までクラウドファンディングに挑戦します。現在わが国において肺移植ができる認定施設は10箇所ありますが、北海道内にはまだ一つも ありません。北大で肺移植が実現いたしますと、全ての臓器移植が道内で完結できることになります。北海道での肺移植の実現は、肺移植を望む患者さんに対する、北大病院の責務だと考え、実現に向けて一歩踏み出します。

北海道の「避けられた外傷死」を撲滅する−外傷外科医育成プロジェクト

ポスター
  • ページURL: https://readyfor.jp/projects/surg2-hokudai
  • 目標金額: 500万円
  • 実行者: 北海道大学病院先端医療技術教育研究開発センター/消化器外科II 平野聡・村上壮一
  • 形式: 寄付金控除型 / All or Nothing形式
  • 公開期間: 2023年3月1日(水)〜2023年4月29日(土)
  • 資金使途: 研修費用
概要

地震などの自然災害、交通事故、傷害事件など、私たちは突如、生命が危険にさらされる可能性の中で日々の生活を送っています。しかし、現状では診療する外科医に外傷診療特有の知識とトレーニングが不足しており、「防ぎ得た外傷死」が約4割との報告もあります。特に、広域に医療圏が点在する北海道では外傷発生時、その地域で緊急に適切な初期治療を行うことが求められます。北海道大学消化器外科学教室Ⅱでは2024年3月まで、北海道で働く外科医が外傷診療技術を習得するシステム整備のための費用を募ります。

ポータブルエコーで未来のプロ野球選手たちに肘検診を行いたい。

ポスター
  • ページURL: https://readyfor.jp/projects/baseball_elbow
  • 目標金額: 700万円
  • 実行者: 北海道大学病院スポーツ医学診療センター 門間太輔
  • 形式: 寄付金控除型 / All or Nothing形式
  • 公開期間: 2023年3月1日(水)〜4月29日(土)
  • 資金使途: ポータブルエコー購入費用
概要

中学硬式野球チームの新入団選手への肘検診 や、高校野球選手へのアンケートおよび甲子園 予選でのメディカルチェックなども行う中で、成長期の障害がその後の競技人生に影響を 及ぼすことを身をもって実感するようになりました。これまでの検診はボランティアにより支えられておりました。特に超音波機器には各社にデモとして無償で数日お借りしていましたが、全国的にレンタル料が発生してきており、今後の検診活動の維持には我々自身 がポータブルエコーを持つことが必要になりました。今回のクラウドファンディングプロ ジェクトを通じて、野球界の未来を守ることを目指します。

【北海道大学クラウドファンディングプロジェクト一覧】
https://readyfor.jp/pp/hokudai

【北海道大学プレスリリース】
「北海道大学×READYFOR」 クラウドファンディングプロジェクトを10件公開! -クラウドファンディングを活用した教育研究費等の獲得の推進を
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/230301_pr.pdf