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登校
研究室で
実験開始
他の曜日は登校後すぐに実験室へ向かいますが、月曜は遅めの実験開始です。20~30代女性の間で年々罹患者が増加している子宮頸がんの研究を行っています。治療手段の一つである放射線治療に耐性が生じるメカニズムを明らかにすることで、治療効果の向上につなげるのが目的です。前述のミクロレビューは、顕微鏡で細胞像を観察する際の参考にしています。
クリーンベンチで細胞の培地を交換するのは、細胞の鮮度を保つために欠かせない作業です。その後、実験台へ移動し、がん細胞から遺伝子を抽出。リアルタイムPCRという方法を用いて遺伝子の発現量を測定し、その結果を検討します。だいたい午前中に遺伝子解析を3時間行い、さらに実験の合間に文献検索や実験ノートを仕上げています。
ゼミ室で
指導の先生と
(取材は平成28年5月に行われました)
岡森さんが所属した病理学講座 腫瘍病理学教室