研究内容紹介
私は、様々な疾患、特に神経疾患、を正確に診断できる、或いはこれらの予後を反映する、非侵襲的な画像指標の開発研究を行っています。今まで、病変検出に最適なMRI撮像条件の検討や最新MRIを用いた病変の早期ないし微細な変化の検出、これら変化のモデル化、ラジオミクスを用いた予後画像因子の探索研究を行ってきました。
上記研究に興味がある、または私の下で勉強したい方は、修士か博士課程への進学を是非検討して下さい。在学中は、主に画像解析と所見解釈について学んでいただくとともに、週毎に行っている抄読や発表会を通して研究・発表能力の向上を目指します。また、国内外学会発表も積極的に推奨します。
私は、これまで文化や教育背景の異なる学生の指導に当たってきました。日本人学生以外に、ミャンマーやタイ、台湾、中国、エストニア、イタリア、イギリス、バングラディシュからの医学生や交換留学生、研修医などを指導した経験があります。これからも世界中の多くの方々に出会えることを楽しみにしています。
まずは気楽に私にご連絡ください。
主な発表論文等
表彰
- 北海道大学医学科 優秀教員賞（2017, 2018）
- 第12回アジア・オセアニア神経放射線学会 ゲルべ賞（Cum Laude賞）(2018）
- 日本神経放射線学会 優秀発表賞（2006、2014）
- 日本磁気共鳴医学会 大会長賞（2010、2012）
- 国際磁気共鳴医学会 クイズ大会優秀賞（2011）
- 日本神経放射線学会 加藤賞（2010）
- 北海道大学大学院医学研究科高桑栄松奨学金（2008）
- 北海道大学大学院医学研究科放射線医学分野 若林記念賞（2006）
- Symposium Neuroradiologicum トラベルフェロー賞（2006）
- 北米放射線学会 Cum Laude（優秀）賞（2005）
出版・発表
学生発表・論文
- Sawamura D, Tha KK, Hashimoto N, Nakagawa S, Narita H, Shirato H. Differences in Brain Microstructural Alterations between Bipolar and Major Depression Revealed by Diffusion Kurtosis Imaging. ISMRM 27th Annual Meeting & Exhibition (Montreal, Canada), 2019.
- Li X, Tha KK, Abiko K, Ahn S, Manabe O, Hattori N, Urushibata Y, Kudo K, Shirato H. Distribution of Major Brain Metabolite Ratios in Adults: The Observations of Whole Brain Magnetic Resonance Spectroscopic Imaging Study. ISMRM 27th Annual Meeting & Exhibition (Montreal, Canada), 2019.
- Li X, Tha KK, Abiko K, Sheriff S, Maudsley A, Ahn S, Urushibata Y, Kudo K, Shirato H. Distribution of Major Metabolites of the Brain in Normal Adult Population: A Whole-Brain Magnetic Resonance Spectroscopic Imaging Study. The 46th Annual Meeting of JSMRM, Kanazawa, Japan, 2018.
動画
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