優れた臨床技術と研究能力を兼ね備えた臨床医等の育成を目的とするコースです
優れた臨床技術と研究能力を兼ね備えた臨床医等の育成を目的とする臨床医学コースは、従来のモデル動物や細胞を用いた基礎医学研究手法を駆使した研究ではなく、人を対象とした臨床医学研究遂行能力を修得するコースです。
大学病院で診ることのできない症例や大学病院に無い高度かつ専門的な診断・検査・治療を行っている特色ある医療機関に設置している「臨床系連携講座」において、専任教員と第一線の臨床医である連携教員による複数指導体制の下で、理論と実践を融合した臨床医学研究を行うことも可能です。
大学院臨床系連携講座は、博士課程臨床医学コース選択者を対象に、臨床医学研究の展開を図る事を目的として、札幌市内15、道内13の病院と医療機関に構築されています。(令和5年4月現在)
大学病院で診ることのできない患者情報の収集や、高度かつ専門的な診断・検査・治療を行う特色ある医療機関において、第一線で活躍する臨床医から研究指導を受け、併せて専任教員による複数指導体制のもと理論と実践を融合した教育を展開しています。
なお、臨床医学コースの研究内容は、大学病院あるいは連携講座の設置されている医療機関での診療を通じて得られた臨床検体、臨床情報の解析が含まれている事を前提にするものです。
臨床系連携講座 設置医療機関(令和5年5月現在)