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イベントタイトル

北海道大学医学部は、2019年に創立100周年を迎えるにあたり、記念事業として各種イベントを開催しました。

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本庶佑特別教授記念講演会


2019年7月27日土曜日(北海道大学医学部学友会館「フラテ」ホール)
医学部創立100周年記念事業本庶佑特別教授記念講演会を開催しました。

   

北海道大学医学部では、2019年4月に創立100周年を迎えた記念として、2019年7月27日(土)にノーベル生理学・医学賞受賞者の本庶佑 京都大学高等研究院副院長・特別教授を演者に迎え特別講演会を開催しました。

本庶佑特別教授は「獲得免疫がもたらした驚くべき幸運」と題した特別講演の中で、これまで自身が手がけてきた研究について振り返ると共に、がん治療の未来の可能性について語られました。

特別講演に引き続き行われたパネルディスカッション「医学研究の未来像~本庶先生にきく、次世代の医学研究・教育のありかた~」では、本庶特別教授及び各パネリストにより、次世代の医学研究・医師養成のあり方等について活発な討論が行われ、学生からも熱のこもった質問が寄せられました。

講演会当日、会場の医学部学友会館「フラテ」には約300名の医学部関係者・学生等が詰めかけ、満席の中で盛況の開催となりました。

ポスター

ポスターは拡大表示できます。
講演会ポスター(PDF)

  

特別講演会の様子

特別講演会の様子


パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子



医学部百年記念館 落成式


2019年10月8日火曜日(北海道大学医学部百年記念館大会議室)
「北海道大学医学部百年記念館」落成式を開催しました。

   

2019年9月に「北海道大学医学部百年記念館」が無事竣工となったことを記念して、10月8日(火)に落成式を挙行しました。落成式は、吉岡充弘医学部長の式辞に続き、笠原正典総長職務代理、秋田弘俊北海道大学病院長、浅香正博医学部同窓会長から祝辞が述べられた後、建築デザインを手がけた小澤丈夫工学研究院教授及び小篠隆生工学研究院准教授、並びに建築に尽力した施工業者等への感謝状贈呈があり、引き続き、小澤教授から建築説明が行われました。最後に、笠原総長職務代理、吉岡医学部長、秋田病院長、浅香同窓会長、齋藤和雄、吉木 敬北海道大学医学部創立100周年記念事業後援会副会長によりテープカットが行われました。落成式には、約90名の教職員、同窓生、学生等が出席し、盛会のうちに終了しました。

本記念館は本学工学院の教員及び学生のデザインにより、周辺建物等の環境との調和を図りつつも、重厚感がある建築となっています。今後は医学研究・教育に関する各種活動や、同窓生の交流の場としての活用が期待されています。

▽「北海道大学百年記念館」の建設工事の記録や施設の詳細については 百年記念館ページ をご覧ください。


百年記念館

百年記念館外観

  

テープカットの様子

テープカットの様子


記念式典・講演会・祝賀会


2019年10月12日土曜日(京王プラザホテル札幌)
医学部創立100周年記念式典・講演会・祝賀会を開催しました。

   

2019年10月12日(土)、京王プラザホテル札幌において、医学部創立100周年記念式典・記念講演会・祝賀会を挙行し、医学部同窓生、関係教職員等約200名が出席の中、医学部創立100周年が祝われました。

記念式典は、北海道大学交響楽団によるファンファーレの歓迎演奏で始まり、吉岡充弘医学部長からの式辞に続き、笠原正典総長職務代理、浅香正博医学部同窓会長・北海道大学医学部創立100周年記念事業後援会長の挨拶の後、丸山 浩文部科学省高等教育局医学教育課長、鈴木直道北海道知事、秋元克広札幌市長、長瀬 清北海道医師会会長から祝辞が述べられました。

引き続き行われた記念講演会では、医学部第58期同窓生である武井弥生氏から「次世代へのバトン~アフリカ・アジア開発途上国での医療支援を経験して」と題し、これまでの自身が体験してきた、エチオピア、東ティモール、タンザニアでの医療支援活動について講演が行われ、引き続き、川口淳一郎国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)特任教授から「やれる理由こそが着想を生む。~はやぶさ式思考法~」と題し、小惑星探査機「はやぶさ」プロジェクトについてのエピソードと共に制約に縛られずに挑戦をすることの重要性について講演が行われました。

記念講演会終了後、会場を移して行われた祝賀会では、北海道大学交響楽団による「楽劇ニュルンベルクのマイスタージンガーより第1幕への前奏曲」の演奏で始まり、吉岡医学部長、浅香正博同窓会長から主催者挨拶、塚本泰司札幌医科大学学長から祝辞が述べられ、笠原総長職務代理、鈴木 章名誉教授、吉岡医学部長、秋田弘俊北海道大学病院長、浅香医学部創立100周年記念事業後援会長、齋藤和雄、長瀬 清、吉木 敬医学部創立100周年記念事業後援会副会長による鏡開きが行われた後、鈴木名誉教授による祝杯により祝宴が始まりました。和やかな雰囲気の中、田中伸哉北海道大学医学部創立100周年記念誌刊行委員会委員長から「医学部の紹介」がありました。会の結びには、田邊達三名誉教授から「大志BBAに培われて開基100周年」と題して、医学部及び北海道大学病院のこれまでの100年を振り返る講演が行われ、秋田北海道大学病院長の乾杯に引き続き、最後に、「都ぞ弥生」を出席者全員で斉唱し、盛況のうちに終了しました。

医学部はこの記念事業を新たな幕開けとし、次の100年に向け、新たな心持ちで医学研究・教育に邁進していきます。


ポスター

ポスターは拡大表示できます。
記念式典ポスター(PDF)

  

吉岡充弘 医学部長

吉岡充弘 医学部長


浅香正博 医学部同窓会長

浅香正博 医学部同窓会長


笠原正典 北海道大学総長職務代理

笠原正典 北海道大学総長職務代理


  

長瀬清 北海道医師会長

長瀬清 北海道医師会長


田邊達三 北海道大学名誉教授

田邊達三 北海道大学名誉教授

  

秋田弘俊 北海道大学病院長

秋田弘俊 北海道大学病院長


医学部創立100周年記念植樹式


医学部創立100周年記念事業「ヒポクラテスの木」植樹式を挙行

   

2020年5月18日(月)医学部百年記念館西側において、医学部創立100周年記念事業「ヒポクラテスの木」植樹式を挙行しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、出席者を限定して、感染防止対策を取りながら執り行われました。

この度、本学医学部創立100周年にあたり、大阪市立大学から医療倫理の基礎を創ったヒポクラテスの名を冠するプラタナスの木「ヒポクラテスの木」の苗木を譲り受けたものです。この苗木とともに本学医学部のさらなる発展が期待されます。


植樹式

植樹する吉岡医学部長

   

ヒポクラテスの苗木

植樹されたヒポクラテスの木の苗木


▼ 今回の記念植樹に関して、読売新聞の医療・健康・介護サイト「yomiDr.(ヨミドクター)」 に掲載いただきました。


「医聖ヒポクラテスの木」とは


紀元前4世紀ころ、ギリシャのコス島にあるプラタナスの大樹の下で、医聖ヒポクラテスが弟子たちに医学を教えたという伝説があります。
 1969年に新潟の蒲原宏博士がこの木の球状果をコス島から日本に持ち帰り発芽させたものが国内各地で保存され、東京大学の緒方富雄博士宅で育てられていた苗木が、1976年に虎の門病院二代目冲中重雄病院長へ受け継がれました。その後、その一部が虎の門病院七代目山口徹病院長から大阪市立大学医学部附属病院原充弘病院長へと贈られ育てられていましたが、この度、その由緒ある苗木の一部を本学医学部が譲り受けることとなりました。

 

ヒポクラテスの木

   2019年12月17日大阪市立大学医学部前にて撮影