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後援会会長挨拶タイトル
実行委委員長

北海道大学医学部
同窓会会長


浅香 正博

創立100 周年記念事業へのご協力のお願い

 

北海道大学医学部は平成31(2019)年に創立100周年を迎えるにあたり、北海道大学医学部百年記念館の建設を柱とする創立100周年記念事業を計画し、実施することとなりました。大正8 (1919)年に開学して以来、これまで9,000名以上の方が卒業され、地元北海道はもとより我が国の津々浦々で重要な職務を遂行し、我が国の医療にきわめて大きな貢献をして参りました。100周年は北海道大学医学部の歴史の区切りの中でも最も大きなものと思われます。この機会に悲願であった北海道大学医学部百年記念館を建設することは大変大きな意義を持つと思われます。この記念館には北海道大学医学部のこれまでの歴史を展示する部屋の他、各期の同窓会や学会、研究会に利用できる多目的な部屋ができる予定です。

100周年の記念行事を行うにあたって最も重要なことは事業遂行に必要な資金を集めることです。北海道大学医学部創立100周年記念事業実行委員会ではその寄附目標を10 億円と定めました。創立90周年の際、集まった寄附総額は5億円でしたから決して達成不可能な額ではないと思います。これから3年にわたってその目標達成に向かって進んで行かねばなりません。フェイスプックの創設者のザッカーバーグ氏が保有する自社株の99%を社会貢献活動に寄附すると明らかにしたことがニュースで流れ話題になりました。時価にすると5兆5千億円という超巨額を寄附するという行為に驚いた方が多かったと思われます。我が国では財産を社会貢献活動に寄附するということが一般的ではありません。米国の1 年間の個人寄附総額が約27兆円であるのに対し、我が国は約7,400億円に過ぎません。このように公共への寄附行為の習慣の乏しい我が国ですが、北海道大学医学部創立100周年という大切な区切りの年を迎えますので皆様方からのご支援を心から期待しております。なお今回の寄附行為にあたり北海道大学のフロンティア基金を利用させていただけるので、個人、法人共に税法上寄附金控除の優遇措置が受けられます。

医学部創立100周年記念事業を全面的に支援することを目的として、「北海道大学医学部創立100周年記念事業後援会」を発足させる予定としております。本後援会の役割は記念事業遂行のため医学部が行う募金活動を全力で支援し、記念事業の成功に寄与することでございます。同窓生の方々を始めとする関係各界各位におかれましては何とぞこの趣旨にご賛同いただきまして、本事業達成のために格別のご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。