北大リハビリテーション科

脳梗塞、脳出血後の麻痺に対する磁気刺激治療の試み


北大リハビリテーション科では脳梗塞、脳出血後遺症の麻痺に対し、磁気刺激を用いた新しい治療を試みています。この治療は髪の上から痛みのない磁気刺激を行うことによって障害を受けた脳の活動を増加させ、麻痺の改善、運動訓練効果の増大を目指す治療です。


<はじめに>

脳梗塞、脳出血などにて脳に障害をきたすと、脳の障害とは逆側に運動麻痺をきたしてしまうことがあります。現在、運動麻痺に対する治療はリハビリテーションが主体ですが、我々はさらに磁気刺激を組み合わせる事によってさらなる運動麻痺の改善を目指しています。

<磁気刺激について>

経頭蓋磁気刺激は運動の機能を調べる簡単かつ安全な検査として、保険適応が認められている方法です。この磁気刺激を応用し、連続的に刺激を行ないます。磁気刺激は電気刺激とは違い痛みを感じないくらい弱いものです。

<対象となる方>

75歳以下の方病状が安定しており歩いて通院できる方を対象としています。

ただ、けいれんを起こした方や、ペースメーカーや脳内に金属が入っている方は誤作動、故障の危険性があるためこの治療はできません

<治療場所>

磁気刺激治療は入院にて行なっております。そのため入院予約が必要となりますので、一度外来を受診されるようお願いします。その際これまでかかっていた病院の紹介状があると助かります。

磁気刺激治療はまだ発展途上の治療法です。全く動かなかった手がスムーズに動くようにはなるにはまだ難しく、手を動かすことができるが麻痺のため動かしづらかった手が治療後、幾分か動かしやすくなったという効果が大半です。また脳の障害部位によっては効果のない方も残念ながらいます。磁気刺激治療には費用はかかりませんが、入院費用は保険で認められた正規の費用がかかります。このことを充分に理解された上で治療を受けていただきます。

さらに詳しくお知りになりたい方は下記の電話番号へご連絡ください。
また外来に来られる方は外来日時の予約が必要なため、必ず北海道大学病院リハビリテーション科 竹内までご連絡ください。

TEL  011−706−7010  (平日午前9時〜午後4時まで)
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