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医学部長 挨拶

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吉岡 充弘 北海道大学医学部は北海道帝国大学創設の翌年、1919年に北海道帝国大学医学部として創立されました。まもなく創立百周年を迎える歴史と伝統を誇る医学部です。これまで9,500名の卒業生が巣立ち、医学・医療の分野で活躍する数多くの人材を輩出して参りました。

 北海道大学医学部医学科の目指すところは、「医学の進歩と医療の実践・発展に貢献する医師・医学研究者を育成する」ことにあります。医学の進歩と医療の実践・発展に貢献するためには、深くかつ幅広い医学的知識をもつことはもちろんのこと、思考力、応用力、批判力、創造力、国際的視野が求められます。また、上記の目標は国内にとどまらず、地球規模で貢献できるグローバルな人材を育成することをも包含しています。では、グローバルな人材とは何か。重要な要素は、コミュニケーション手段として一定の語学力はもちろん、幅広い教養や専門性を持ち、多様な人種や文化を理解して受け入れ、自主性と協調性の双方を持って行動できることが挙げられます。

 北海道大学では、これらの能力を涵養できる教育環境を大学全体において整備してきました。さらに医学科では、2013年度よりカリキュラムを見直し、診療参加型臨床実習と医学研究実習を強化しました。診療参加型臨床実習では、診療チームの一員として診療業務を分担しながら、医師に必要とされる専門的な知識、思考法、技能を学びます。また、平成28年度は約30名の外国人留学生を受け入れ、身近に留学生がいる教育環境を提供し、語学だけではなく、国際感覚を身につけられるよう環境整備に取り組んできました。さらに、海外派遣事業も推進しています。具体的には、平成29年度には8名の6年次医学科生を香港、シンガポール、米国の医学部に4週間派遣し、直に他国の医療現場で実習を受けることになります。これには、国際的視野を広げ、協調性を持って多様な文化を受け入れることのできるグローバルな人材の育成につながると信じています。

 北海道大学は札幌市の中心に位置しているにも関わらず、自然に恵まれた広大で静寂なキャンパスをもっています。皆さんがこの恵まれた環境の中で思う存分勉学に励み、すばらしい師や先輩や友人に巡り会い、医学・医療の進歩に貢献する創造性豊かで高い倫理観を備えた医師・医学研究者になることを願っています。北海道大学医学部医学科は医学の学びを通して自己成長を成し遂げるための高い目的意識と理想をもった学生諸君を歓迎します。

平成29年4月3日

北海道大学医学部長
吉岡 充弘